厳かに儀式は終わった。

ヌラヌラと気持ち良くペンを走らせていると、僅かに掠れが生じてきた。
それは儀式を行なうサインだ。
胴軸を緩めるとコンバーターが現れる。
色雫 月夜のインクボトルの蓋を開け、
ペン先を静かにインクに沈めていく。
コンバーターのお尻はプッシュ式のボタンがある。
そのボタンを数回押す度に、インクが吸引されてコンバーター内にインクが充填される。
静かにペン先をインクボトルから引き上げる。
ティッシュでペン先に着いているインクを
拭き取る。
胴軸を締めて、厳かに儀式は終了した。
そんな面倒なことも萬年筆を使っている楽しみの一つになっている。
そしてまた、ヌラヌラと書き始める。
インクの色の変化を楽しむ。
ペン先が紙面を走り始めた直後と、少し
時間が経過しインクが乾いてくると、
インクの色に変化が生じて見える。
徐々に紙面はその色の羅列に変わっていく。
小さな満足を得られる時だ。
ただ、もう少し文字が上手に書けたら良いのになぁ。
それがとても残念だ。


前回投稿したパイロット カスタム845を
使った時の儀式から。



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[ 2015/12/17 10:03 ] 写真日記 | TB(0) | CM(0)

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